第17期 成年後見基礎研修 第6日目の感想

行政書士の研修
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お疲れ様です。

参加者は69名。

本日は、高齢者の病気認知症への理解についての講義でした。

前半は、認知症の理解についてです。

認知症を理解するための9大法則・1原則あり

第一法則 記憶障害に関する法則 
第二法則 症状の出現強度の法則 
第三法則 自己有利の法則
第四法則 まだら症状の法則
第五法則 感情残像の法則
第六法則 こだわりの法則
第七法則 作用・反作用の法則
第八法則 症状の了解可能性に関する法則
第九法則 衰弱の進行に関する法則
介護に関する原則


認知症患者への対応

・ウソをついて話を合わせる、本人の世界に合わせる、演技をする。

・「朝ごはんまだか!」→対応「朝ごはん食べたでしょ!」ではなく、「今作りますよ」と演技をする。

・「一万円とっただろ!」→対応「ごめんなさい、一万円返しますね」で実際に返す。あとでこっそり返してもらう。

・正しいことを教えこもうとしない。

・語尾に「よかったね~」をつける。

・近所の人に、認知症のことを告げ、理解を得ておく。

・失禁対策は、ペットシートを敷き詰めておく。

・認知症の症状は、原則、長続きしない。


認知症についての印象深いこと

・アルコール依存症だと、脳は70代の脳みたいに萎縮してしまい、認知症になりやすい。

・認知症患者は痛みなく最期を迎えられる。

後半は、高齢者の医療についてでした。

・筋力は二十代をピークに低下するが職業的個人差が大きい。10年間に約10%の低下率。

・高齢者は高い音が聞こえにくくなる。

・高齢者は個人差が大きい。同じ年でも元気な方もいればそうでない方もいる。

・高齢者は病気の症状がでにくい。なので食欲がバロメーター。食欲ない時は要注意。

・下痢は、「消化吸収できません!」というシグナル。24時間何も食べないのがいい。水分はとってね。

・高齢者は、夜寝ているときに足がつる。夜のコップ一杯の水が対策となる。

・耳が遠い高齢者は、顔見て話すと以外と話しが通じる。

・脳卒中(脳梗塞、脳内出血、クモ膜下出血) 。卒中とは卒然(突然)邪気や邪風に中(あた)るという意味。脳の血管の病気。

・ブドウ糖を血液から細胞内に取り込むにはインスリンが不可欠。


認知症への理解、高齢者の医療への理解が深まりました。


以上です。
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