お疲れ様です。 前半の30時間の研修が本日で終了しました。 以後は公益社団法人成年後見支援センターヒルフェに入会し後半30時間の研修を受けることになります。 本日の参加者は69名。 本日の前半講義は二つに分かれておりました。 ◆一時間目は、 「地域連携ネットワークについて」(東京都の現状と取組、第二期成年後見制度利用促進基本計画の推進)でした。 東京都の高齢化率 令和7(2025)年にには、23.0% 令和17(2035) 年には、25.4% ↓ 4人に1人が高齢者になると推計 東京都内で現在26000人あまりが成年後見制度を利用中。 社会貢献型後見人(市民後見人)の活動状況→登録者1174名 権利擁護支援の地域連携ネットワークとは、各地域において、現に権利擁護支援を必要としている人も含めた地域に暮らすすべての人が、尊厳ある本人らしい生活を継続し、地域社会に参加できるようにするため、地域、福祉、行政、司法を加えた多様な分野・主体が連携する仕組み。 ◆二時間目は、 「地域福祉権利擁護事業(日常生活自立支援事業) と成年後見制度の連携による権利擁護支援」でした。 地域福祉権利擁護事業とは︖ ・目 的 認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等のうち、 判断能力が不十分な者に対して、 福祉サービスの利用に関する援助等を行うことにより、 地域において自立した生活が送れるように支援する。 ・事業の内容 利用者との契約に基づき、 福祉サービスの利用に関する相談・助言を行い、 また、福祉サービスの提供を受けるために必要な手続又 は福祉サービスの利用に要する費用の支払いに関する便 宜を供与するとともに、 その他の福祉サービスの適切な利用のための一連の援助 を一体的に行うもの。 ・東京における地域福祉権利擁護事業の実施体制 実施主体/東京都社会福祉協議会 実際に利用者と契約を結び、サービス提供するのは実施社協・団体 ・地域福祉権利擁護事業から成年後⾒制度への移⾏を検討するきっかけ 1.判断能力が著しく低下した。 2.入所や入院の必要性が生じたため。 3.悪質な訪問販売等から利用者の財産を守るため。 4.利用者にキーパーソンが必要であると思われたため。 地域の福祉制度についてよくわかりました。 以上です。
本日の後半講義は、参加は任意で、成年後見センターヒルフェについてでした。 参加者は62名でした。 ・ヒルフェとは、ドイツ語で「支援」を意味します。 ・ヒルフェは法人後見事業を行っている。個人では受任しにくい事業を行う。 あとは成年後見センターヒルフェ入会の説明でした。 以上です。